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がんと介護保険・介護認定 (心と生活に関して)

介護保険

介護保険を利用するためには、まずは要介護認定を受ける必要があります。介護保険を利用できるのは原則65歳以上の第一号被保険者ですが、2006年度以降、「がん末期」と診断されれば、40歳から64歳までの第二号被保険者も利用できます。第二号被保険者のがん患者の全員が利用できるのではなく、治療が困難で、介護が必要になった場合が対象になります。


認定にかかる時間

末期のがん患者が要介護認定を受けるにあたって、常に問題になるのは認定までにかかる時間です。一般に要介護認定は申請から認定までには平均すると31日にかかるといわれています。認定は通常、申請順に行うため、状況によっては1ヶ月以上かかってしまう場合もあります。しかし、末期がんの患者さんは病院を退院してから亡くなるまでの期間が短く、認定が下りるのを待っているうちに急変して亡くなるがん患者が多数いるという現状があります。本当に利用したいサービスが利用できないので、認定に時間がかかっては意味がありません。そこで厚生労働省は、「末期がん等の方で、介護サービスの利用について緊急な場合は、適切な要介護認定及び介護サービスの提供を行っていただくようお願いします」と末期がん患者さんの申請を優先するよう都道府県に通達を出しました。これによって認定スピードは早まり、迅速に認定を行う自治体も出始めています。


申請

申請先は市区町村の介護保険担当課または地域包括支援センターになります。、「介護保険申請書」に記入し、主治医が記載した「主治医意見書」を添えて提出します。申請後は訪問調査員による心身の状態に関する基本調査、コンピュータと介護認定審査会による2段階の審査が行われます。認定されると、被保険者証が発行されます。


介護保険と医療保険の使い方の違い

介護保険が適用されるか、それとも医療保険が適用されるかは、疾患によって決まります。がんなどの疾患には、医療保険が適用されます。患者が介護保険の認定を受けていても、介護保険は適用されません。毎月、決まったケアプランに沿ったサービスを提供できれば良いですが、介護保険では様々な状況に対応できないので、急変や頻回の訪問に対応できるよう医療保険が適用になります。


末期がんのケース

がん患者の場合、他の病気と違って、病状が随分進行した場合でも、食事をしたり自分で歩いたりすることができます。このため、最初は要介護1か2の比較的低い介護度で認定される場合が多いです。この場合でも、自己負担分は1割だけで済み、1ヵ月に上限16~20万円弱の介護サービスが利用でき、必要なサービスを上手に組み合わせれば大きく役立ちます。亡くなる直前には身体機能が衰えるため、介護度は高くなりますので、認定を再申請することでさらに多くの介護サー ビスを利用することができます。


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