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がん用語集

がん用語集は、医療法人社団輪生会 白山通りクリニックの監修の元、作成しております。

アルファベット監修:医療法人社団輪生会 白山通りクリニック

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C

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  • イービーエム
  •  
  • EBM
  •  

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T

U

W

X



adjuvant therapy(補助薬化学療法)  (アジュバントセラピー)
補助薬化学療法とは、外科手術で取り残されたがん細胞を全て殺すことを目的として実施される化学療法をいいます。


allogenic transplantation(同種移植)  (アロジェニックトランスプランテーション)
同種移植とは骨髄移植の場合、移植を受ける本人以外で免疫型が適合する人の骨髄の一部を採取して、患者さんに移植することをいいます。(←→自家移植)


B細胞  (ビーサイボウ)
武器(抗体)を産生する機能のある小型の免疫細胞です。全身をパトロールし、病原体を発見すると捕まえて病原体の情報をヘルパーT細胞に報告します。ヘルパーT細胞の指令があると「抗体」を作りだし、病原体を直接攻撃します。さらに、病原体を記憶し、「免疫記憶細胞」として次ぎの闘いに備えます。初めての侵入者には10~14日をかかって退治しますが、記憶されてるため、次の侵入時の対策は完璧なものになります。


BSC(ベスト・サポーティブ・ケア)  (ベスト・サポーティブ・ケア)
BSCとは、ベスト・サポーティブ・ケアの略で、がんに対する積極的な治療は行わず、症状などを和らげる治療に徹することをいいます。効果的な治療が残されていない場合などに、あるいは患者さんの希望に応じて、積極的ながんの治療は行わず、痛みをとったり、QOL(生活の質)を高めたりすることを目的にしたケアに徹することを指します。


consolidation療法(強化療法)  (コンソリデーションリョウホウ)
強化療法とは、治療により寛解に達することができた後、この状態を確実にするために追加される治療のことをいいます。


cryoablation(凍結融解壊死療法)  (クライオアブレーション)
凍結融解壊死療法とは、がんの中心部に刺した針から高圧ガスを噴出させ、マイナス185度の超低温にして腫瘍細胞を殺します。次いでヘリウムガスで加温し壊死に追いやる方法です。凍結した部分がMRIで明瞭に見えるので、ラジオ波焼灼法よりも正確な処置が可能とされます。現在、慶応大病院で実施中です。


CT検査  (シーティケンサ)
CT(Computed Tomography)検査とは、体の周囲からX線で体の断面図を撮影して出たデータをコンピューターで画像を作りだし、病変の形や特徴を観察する検査をいいます。


DLI(ドナーリンパ球輸注)  (ディーエルアイ)
ドナーリンパ球輸注とは、他の人のリンパ球を患者さんに注射し、そのリンパ球にがん細胞を攻撃させる治療法をいいます。


DRE(直腸診)  (ディーアールイー)
直腸診とは、肛門から直腸へ指を入れて診察をする方法です。 前立腺がんの診断法の一つで、直腸から指を入れて前立腺に触れ、大きさや表面の状態を確認します。前立腺がんの他、痔、直腸がん、前立腺肥大症の診断に役立つ検査です。特に前立腺については、直腸内の壁ごしに触れることができるため、大きさ、位置、硬さなどがよくわかります。


EBM  (イービーエム)
EBMとは、Evidence-Based Medicineの略で、「科学的根拠に基づいた医療」と訳されます。科学的データに基づいて、患者さんに最適な治療方法を選択し、実践していくという考え方です。昔のように医師の経験や勘、あるいは仲間の医師の助言に頼るのではなく、もっと治療に文献情報を活用しようというはたらきかけです。


free flap procedure(遊離組織移植)  (フリーフラッププロシージャ)
遊離組織移植とは、周囲の組織から完全に切り取った組織の欠片を、遠くの個所へ移植する方法をいいます。形成手術で使用する技術で、微小血管の連結が可能になって発展してきた技術です。


IL-2 (Interleukin-2: インターロイキン2)  (インターロイキン2)
免疫反応を導くサイトカインの一つで、異物に反応したヘルパーT細胞が仲間(キラーT細胞やNK細胞)を増やす為に生産します。こうしてがん細胞などを傷害する細胞群を刺激します。また、大量生産の技術開発により、医薬品としてある種のがん治療に臨床応用されています。


IMRT(強度変調放射線治療)  (アイエムアールティー)
強度変調放射線治療とは、腫瘍部分のみに放射線を集中して照射できる新照射技術です。装置を回転させつつ、患部だけに強力な放射線があたるように、角度によって違う強度の放射線をあてる方法です。従来の放射線治療、三次元照射より更に細かく放射線照射形状を設定することによって、できるだけ、周囲の正常組織に影響を及ぼすことなく、がん組織のみを狙い撃ちします。主に頭頚部がんに対して治療が行われています。また前立腺がんなど体幹部の固形がんに対しても全国で有効性を検討中です。


LAK(Lymphokine Activated Killer)療法  (ラックリョウホウ)
1980年代にローゼンバーグ等に開発されました。血液中を流れる免疫担当細胞(主にNK細胞)を体外で活性化した後に体内に戻す療法です。血液中にあるリンパ球を体外でインターロイキン2(IL-2):リンパ球を元気にする物質と一緒に培養する事により、がん細胞を殺傷する作用の強い戦士達であるリンパ球を増やす事ができます。こうして、強く増えた細胞を患者さんの体内に戻し、かつIL-2を後に単独投与によって作用を持続させる療法がLAK療法です。


Macrophage(マクロファージ)  (マクロファージ)
骨髄で作られる白血球の一種で、「大食細胞」とも呼ばれる食いしん坊な細胞です。全身を常にパトロールし、細菌に感染した細胞や、死んでしまった細胞、外的異物などを見つけては飲み込んでしまいます。細菌感染した細胞を食べた場合は、感染があったことを「司令塔」であるヘルパーT細胞に知らせ、他の免疫細胞を活性化して戦闘員を動員して攻撃をします。


metronomic therapy(メトロノーム的治療)  (メトロノームテキチリョウ)
メトロノーム的治療とは、化学療法剤の投与を、投与と投与の間の時間を短くして、頻繁に投与する治療法をいいます。
この方法のほうが、副作用が少ないと主張する医者もいます。


MRI検査  (エムアールアイケンサ)
MRI(Magnet Resonance Imaging:磁気共鳴像)検査とは、巨大な磁石の中に入って体内のさまざまな部分を撮影する検査です。ベッドに寝て磁石の穴の中に入り、ラジオ波を体に当てて体の中の様子を画像化します。体のタテ、ヨコ、ナナメ、輪切りなどの鮮明な写真が得られ、病気の診断に役立ちます。放射線を使わない為、被曝はありません。


neoadjuvant therapy(術前補助化学療法)  (ネオアジュバントセラピー)
術前補助化学療法とは、外科手術の前に行われる化学療法のことをいいます。外科的にがんを除去する前に、がんを縮小することが目的です。


NK細胞(Natural Killer Cell:ナチュラルキラー細胞)  (ナチュラルキラーサイボウ)
名前の通り生まれついての殺し屋細胞。殺傷力がとても高く、常に体内をパトロールしています。NK細胞は、休止状態である一般のリンパ球(T細胞やB細胞)と違い、ガン細胞やウィルス感染細胞を見つけては攻撃の指令なしに単独で直接殺すことが出来ます。NK細胞には、IL-2によって活性化するスイッチが付いているためIL-2がある状態で活性化することが出来ます。詳しいメカニズムは、未だ明らかにはされていません。


NST(栄養サポートチーム)  (エヌエスティー)
栄養状態の悪い患者さんに対し、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師などが協力して、それぞれの専門分野による知識や技術を出し合って、患者さんの栄養状態の改善に努めることを目的とした医療チームのことです。栄養状態を評価・判定し、個々の患者さんの状態に合った栄養管理の方法を考えます。栄養補助食品の利用や食べやすい調理法を提案したり、栄養をとる方法を静脈栄養(点滴)や経腸栄養(けいちょうえいよう)に変えたりする場合もあります。


oncolytic virus(殺腫瘍ウイルス)  (オンコリティックウィルス)
殺腫瘍ウイルスとは、正常細胞には感染せずにがん細胞にだけ感染、増殖し、がん細胞を殺すウィルスのことをいいます。がんの治療法として、研究を進めています。


PET検査  (ペットケンサ)
PET検査とは、がん細胞が取り込みやすい物質を注射し、がんが存在している可能性のあるところを画像化する検査のことをいいます。がん細胞は正常な細胞に比べてブドウ糖をより多く取り込むことがわかっています。そこでその性質を利用し陽電子を放出するタイプのブドウ糖を注射して、がん細胞に取り込まれた放射線を測定することにより、ブドウ糖がたくさん取り込まれている(放射線が多く検出される)部分が描かれた画像を得られます。全身像を一度に撮影できるので、他の検査でがんが疑われたり、再発の徴候がみられるとき、あるいは他の検査で転移などが認められないときに、さらに調べるために行われる検査です。


photodynamic therapy(光力学療法)  (フォトダイナミックセラピー)
光学力学療法とは、がん細胞に集まる性質のある光反応物質を体内に投与し、これを光線を照射させ活性化させることで光毒性反応を起こします。これによって局所的に悪性腫瘍を破壊し治療する方法です。


Priority Review(優先審査)  (プライオリティレビュー)
優先審査とは、FDAが治療薬のない分野の新薬に与える審査期間の短縮の約束をいいます。通常の審査ではFDAが結論を出すまでの目標期間がNDA提出後10ヶ月以上となっているのに対し、優先審査では目標期間6ヶ月で結論を出すという約束をしてもらえます。


QOL (Quality of Life:クオリティ オブ ライフ)  (キューオーエル)
生命の質、生活の質などと訳されていますが、適訳がなく、現在では英語あるいは略語のQOLをそのまま使用していることが多いようです。 QOLは人それぞれによってとらえ方、感じ方は異なりますが、基本的には人間としてより充実した生活を送るために、その生活の質や人生の質を重視し、肉体的、精神的、社会的に良好な状態を保つ、あるいは向上を目指す考え方をいいます。高齢者の福祉、精神医療、終末医療など、さまざまな分野でその重要性が唱えられています。


thermal ablation(凝固壊死治療)  (サーマルアブレーション)
凝固壊死治療とは、腫瘍に針を刺し、この針からラジオ波(ラジオに使用する周波数帯の電波)を放出して腫瘍細胞を焼き殺す方法をいいます。これは腫瘍そのものに対して針を刺し、ある一定の周波数が針の先端からでることでその周囲の組織を摂氏約100度まで高温にし、腫瘍の凝固壊死を起こすものです。きっちりと腫瘍の真ん中に針を刺して、しっかりと治療すれば、切除に劣らない局所の根治性が得られる事があります。


T細胞(Thymus-derived cell: T cell)  (ティーサイボウ)
T細胞は主に感染した細胞を見つけて排除する役割をしています。骨髄幹細胞から分化し胸腺(Thymus)内で成熟することからTリンパ球と呼ばれています。T細胞には3種類あり、それぞれの役割は指令塔(ヘルパーT細胞)、殺し屋(キラー細胞)、ストッパー(サプレッサーT細胞)の三役に別けられます。


TNM分類  (ティーエヌエムブンルイ)
TNM分類とは、そのがんがどれくらい進んだものか(病期)でがんを分類する方法です。「TNM分類」の「T」は原発のがんの広がり、「N」はがん細胞のリンパ節への転移の有無と広がり、「M」は原発から離れた臓器への遠隔転移の有無を意味します。がんの進行度を判定する基準で、国際的な規約として使われています。   


UICC(国際対がん連合)  (ユーアイシーシー)
1933年に結成された民間組織で、がん克服のために国際的に連帯し運動。がん研究や対がん事業の振興、がん知識の普及、フェローシップの運営、国際的統計の作成、世界共通のがん診断法や分類法の設定など、さまざまな活動を展開。UICCのがん分類は国際的標準として利用されています。近年では、活動の中心に対がん事業を置き、学会等を通じて人々に働きかけています。


UICC TNM分類  (ユーアイシーシーティーエヌエムブンルイ)
がんの進行度を判定する基準として国際的に活用されている国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法。28の部位ごとに各種の検査結果から原発がんの大きさ、広がり、深さをT、原発がんの所属リンパ節転移の状況をN、他の臓器への遠隔転移状況をMとして、区分し、それらを総合して病期(ステージ)を判定しています。


wild type(野生型)  (ワイルドイタイプ)
野生型とは、野生集団の中で最も高頻度にみられる型のことをいいます。普通は正常型と同じ意味で使われます。野生型の反対が(突然)変異型です。


X線検査(→レントゲン検査)  (エックスセンケンサ(レントゲンケンサ))
X線(電磁波:放射線の一種)を照射し、透過したエックス線をフィルムに焼き付け、内部の様子を知ることのできる検査です。